ランサムウェアをはじめ企業のサイバー攻撃の被害は年々深刻化しており、侵入経路になりやすい電子メールのセキュリティ対策は重要度が増しています。そこで本調査では、企業の電子メールに関して、企業の経営者・情報システム部門・一般社員を対象にサイバー攻撃の状況やセキュリティ対策の実態を把握することを目的としました。

本資料では、そのうち業種や職務による現状認識やこの1年の変化をご紹介します。

◆注目ポイント◆
・サイバー攻撃への不安が高まっている業種は「医療・福祉」「金融・保険」「卸売・小売」
・サイバー攻撃に対する認識には一般社員とシステム担当者で大きな差
■「医療・福祉」「金融・保険」「卸売・小売」業界では、特にサイバー攻撃への不安が高まっている
「勤務先のメール環境について1年前に比べてサイバー攻撃に対する不安が大きくなった」という回答が多い業種は、「金融業・保険業」49.6%、「卸売業・小売業」49.5%、「医療・福祉」48.9%でした。

顧客の機密情報や個人情報を扱う業種で、サイバー攻撃に対する不安が大きくなっていることが分かりました。これらの業界では、大規模な顧客情報の流出を伴う被害や、医療機関では診療停止に至る被害が発生したためだと考えられます。

「医療・福祉」「金融・保険」「卸売・小売」業界では、特にサイバー攻撃への不安が高まっている
■「一般社員」と「システム担当者」でサイバー攻撃に対する認識には大きな差
「勤務先のメール環境のセキュリティ対策に不安がある」割合は、職務別では、システム担当者が32.4%、一般社員が9.8%と、その差は3倍以上となりました。

近年、メールをきっかけとするサイバー攻撃が増えていますが、従業員は「社内システムは十分に対策がされていて不安がない」と考えている人が多いのではないでしょうか。リスクになる添付ファイルやURLをそのまま受け取っている企業も多く、なりすましメールやフィッシングメールなどのサイバー攻撃にさらされ、ウイルス感染の元となってしまう可能性があります。そのため、従業員全員のメールのセキュリティは重要です。

一般社員とシステム担当者でサイバー攻撃に対する認識には大きな差
■巧妙化するサーバー攻撃への備えを
サイバー攻撃は日々高度化巧妙化していくので、システム担当者が経営者と情報・意識を共有して、すみやかにセキュリティ対策を強化し、また一般社員に教育を行う必要があります。

サイバーソリューションズは、「ウイルス・スパム対策」、「なりすましメール対策」、「添付ファイルを安全に送受信する機能 (PPAP対策)」など、企業のメール環境を安全にするセキュリティソリューションを提供しています。お気軽にご相談ください!


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【業種別】企業のメールセキュリティ意識の実態調査
  • サイバー攻撃への不安が高まっている業種は「医療・福祉」「金融・保険」「卸売・小売」
  • 【業種別】メール環境への不安
  • 【業種別】サイバー攻撃の変化
  • 【業種別】サイバー攻撃への不安
  • サイバー攻撃に対する認識には一般社員とシステム担当者で大きな差
  • 【職務別】メール環境への不安
  • 【職務別】サイバー攻撃の変化
  • 【職務別】サイバー攻撃への不安
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